福岡県庁の空撮写真(国土地理院提供)。六角形の県議会棟(左)が「亀」、行政棟(中央)が「井」、太陽熱集熱板が並ぶ県警本部棟(右)が「光」で「亀井光」と読めるという説がある
福岡県庁の空撮写真(国土地理院提供)。六角形の県議会棟(左)が「亀」、行政棟(中央)が「井」、太陽熱集熱板が並ぶ県警本部棟(右)が「光」で「亀井光」と読めるという説がある

 「福岡県庁舎の建物を上空から見ると『亀井光』と読める。1981年の完成当時に知事だった人だ。設計は著名な建築家の黒川紀章氏。やっぱり知事の名前を意識した設計だったのではないか」。そんな調査依頼が西日本新聞「あなたの特命取材班」に届いた。折しも、高額な海外視察や県議会のポストを巡る現金授受疑惑など、福岡県政の体質が問われている。知る人ぞ知る“都市伝説”に、かつて県政取材を担当した記者が迫った。(西日本新聞)

■黒川紀章氏が意識して設計?

 複数の棟で構成された庁舎(福岡市博多区東公園)を空撮写真であらためて見渡してみる。県議会棟は六角形で、見る人によっては亀の甲羅を思わせる。行政棟は中央の吹き抜けを囲む「井」の字状の平面構成だ。県警本部棟の屋上には温水などをつくる太陽熱集熱板が並び、それが「光」を連想させる一因となっている。

福岡県庁の空撮写真(国土地理院提供)。六角形の県議会棟(左)が「亀」、行政棟(中央)が「井」、太陽熱集熱板が並ぶ県警本部棟(右)が「光」で「亀井光」と読めるという説がある

 こうした配置を上空から眺めると「亀井光」と読める-。こじつけと言ってしまえばそれまでだが、偶然にしては出来すぎている気もする。