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 ご愛読いただいた桜木紫乃・作、くわはらまい・画の連載小説「家族晴れ」は11月1日で完結し、翌2日から直木賞作家の今村翔吾・作、丹波市出身、在住のイラストレーター斎賀時人・画で2部構成の連載小説「皇(すめらぎ)の国」「暁(あかつき)の風」が始まります。時代小説の新旗手が歌い上げる、歴史ロマンをお楽しみください。

■あらすじ

 平安時代の中ごろ、京都から遠い辺境の地には朝廷にくみせず、中央からの差別を受けている人々が多くいた。彼らは故郷を追われて「童(わらべ)」と呼ばれ、苦しい生活を強いられる。関東に暮らす豪族の平将門(たいらのまさかど)は彼らの現状に憤り、誰にも日が当たる国の樹立を目指して朝廷との戦いに挑んでいく-。

 本作では前半を「皇の国」として将門の生涯を描き、後半を「暁の風」として将門の子孫と、彼の志を受け継いだ人々の活躍を描く。

■作者の言葉

 これは、ある男が抱いた疑問から始まる物語である。そして、それは大きなうねりとなり、次の世代に受け継がれ、最後にはこの世を駆け抜ける一陣の風となる。その風は今も止(や)んではいない。私はその風を全身に受けながら紡いでいこうと思う。

【いまむら・しょうご】 1984年京都府生まれ。2017年「火喰鳥(ひくいどり) 羽州ぼろ鳶(とび)組」で作家デビュー。20年「じんかん」で山田風太郎賞。22年「塞王(さいおう)の楯(たて)」で直木賞。テレビコメンテーターとして活躍、書店を経営し、出版業界振興のための活動にも取り組む。

■画家の言葉

 今村先生が紡がれる物語の中で躍動する人々の息遣いと生きざま、そして彼らが生きた時代を精いっぱい描いてまいります。

【さいが・ときひと】 1989年丹波市生まれ、在住。フリーのイラストレーターとして、書籍の装画を中心に広告、ゲーム、音楽などのイラスト制作を手がける。嵯峨美術短期大非常勤講師も務める。

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