■龍野3ー0六甲アイランド 龍野は投打がかみ合い、第1シード校の六甲アイランドを退けた。水谷監督は「強いチームを相手に選手はよく踏ん張った。守り勝ちです」と目を細めた。 エース古寺が流れを渡さなかった。直球にスライダー、カットボールを織り交ぜる配球で凡打の山を築き、九回までスコアボードに「0」を並べた。「課題の序盤で四球を出したのが反省。でも尻上がりにいい球が投げられた」。後半に相手の打球を腕などに受けるアクシデントもあったが、「気合で乗りきりました」と笑みを浮かべた。 黒岩主将は「シード校に気持ちで負けなかった。この勢いで、先輩たちの目標だったベスト16を目指したい」と力強かった。(津谷治英)【高校野球特集ページ】こちら【選手名鑑ページ】こちら