まだ序盤。28・4キロ地点にある最初のエイドステーションから南に向かう(左から)西竹記者、荻野記者=洲本市海岸通1(撮影・中村有沙)
まだ序盤。28・4キロ地点にある最初のエイドステーションから南に向かう(左から)西竹記者、荻野記者=洲本市海岸通1(撮影・中村有沙)

 18日開催の「淡路島ロングライド150」に神戸新聞淡路総局の記者2人が参加した。自転車で淡路島1周約150キロを走る「アワイチ」に初挑戦。淡路市夢舞台から始まった熱い長旅をそれぞれ振り返った。

 ■入社10年目 南あわじ支局長 西竹唯太朗記者(32)

 初のアワイチは南あわじ市の淡路島南インター付近で幕を閉じた。ロードバイクに乗ったのはこの日が初めて。感想は一言「なめていた」。これに尽きる。

 若手が体を張って行事に参加し、ルポを書くのは神戸新聞の伝統だ。ただ、入社10年目の私は本来この対象に入らず、出場する必要はなかった。なぜこの無謀な挑戦が実現したのか-。