淡路島内の川やダムなどでゲンジボタルの乱舞が始まった。ゆっくりと明滅する黄緑色の光が、幻想的な光景を浮かび上がらせる。
島内の里山には古くから多くのホタルが生息していたが、農薬の普及や台風などの災害によって減った。近年は、住民グループなどが幼虫を放流。成相ダム(兵庫県南あわじ市)や東山寺川(淡路市)、鮎屋の滝(洲本市)などが、ホタルが舞うスポットとして知られる。
鮎屋の滝周辺では今月中旬から飛び始めた。日没後の午後7時半ごろから水辺の低木などで光り始め、夜遅くまで続く。
長時間露光で撮影すると、川岸をゆらゆらと行き来する光跡が写し出された。
洲本市は今春、交通渋滞などを解消するため、鮎屋の滝に続く市道を拡幅し、アクセスを改善。日暮れとともに多くの家族連れらが訪れ、光のショーを楽しんでいる。(内田世紀)























