神戸ゆかりの作家陳舜臣さん(2015年没)の生誕から、2月18日で100年になるのに合わせ、神戸市灘区の神戸文学館で企画展「神戸が生んだ名探偵 陶展文(とうてんぶん)の事件簿」が開かれている。ミステリーから中国の歴史小説、エッセーと、多彩な作品には、華僑としてのバックグラウンドが色濃く投影されているが、そもそも陳さんの作家としての出発点とは-。代表作を詳細に解説しながら、唯一無二の小説世界をたどる。(津田和納)
神戸ゆかりの作家陳舜臣さん(2015年没)の生誕から、2月18日で100年になるのに合わせ、神戸市灘区の神戸文学館で企画展「神戸が生んだ名探偵 陶展文(とうてんぶん)の事件簿」が開かれている。ミステリーから中国の歴史小説、エッセーと、多彩な作品には、華僑としてのバックグラウンドが色濃く投影されているが、そもそも陳さんの作家としての出発点とは-。代表作を詳細に解説しながら、唯一無二の小説世界をたどる。(津田和納)