世界中で人々を魅了するフィンランドのデザインに焦点を当てた特別展「フィンランドのライフスタイル-暮らしを豊かにするデザイン-」(神戸新聞社など主催)が14日、神戸市東灘区の神戸ファッション美術館で開幕する。家具やガラス製品、テキスタイルなど約750点を展示する。
1917年に独立したフィンランドは物づくりにおいて自然との調和を重んじ、機能性の中に温かみがあるデザインを生み出してきた。
時代を超えて愛される建築家アルヴァ・アアルトの家具や、その妻アイノ・アアルトが湖水の波紋をモチーフに制作したガラス製品「ボルゲブリック」シリーズのほか、生産性と合理性を兼ね備え、世界に広がった丸いす「スツール60」などが並ぶ。
11月10日まで。午前10時~午後6時(入館は同5時半まで)。月曜休館(9月16、23日、10月14日、11月4日は開館しいずれも翌日休館)。一般千円、大学生と65歳以上500円、高校生以下、神戸市在住の65歳以上無料。
神戸ファッション美術館TEL078・858・0050(安藤真子)