大会で、チェーンソーの技術を披露する兵庫県立森林大学校の学生=2024年9月、鳥取市(同校提供)
大会で、チェーンソーの技術を披露する兵庫県立森林大学校の学生=2024年9月、鳥取市(同校提供)

 林業や森林に関わる担い手育成を目指し、兵庫県が設立した県立森林大学校(宍粟市)が今年4月、開校から8年を迎える。在学2年で取得できる資格の多さや最新技術を学ぶ授業などが評判を呼び、これまでに県内外の135人が入学。昨年度までの卒業生86人のうち、約9割が林業や森林に関わる分野に進んでいる。(三宅晃貴)

■在学2年、即戦力としての技量習得を目指す