地方選挙
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 任期満了に伴う兵庫県宍粟市長選と市議選(定数16)が20日、告示された。市長選は、諸派新人で元自動車整備業の赤硲康之氏(46)と無所属新人で元同市議の大畑利明氏(72)、無所属で4選を目指す現職の福元晶三氏(71)の3人が立候補を届け出た。市長選、市議選とも選挙戦は2017年以来8年ぶり。27日に投開票される。

 約198億円の総事業費が見込まれ、規模や収支見通しに一部市民から疑問の声が上がる公立宍粟総合病院の新築移転計画の是非が最大の争点。農林業などの産業振興や、過疎化・高齢化に伴う交通弱者対策なども課題となっている。

 赤硲氏は第一声で自給自足できる地域づくりを訴え、大畑氏は若者に選ばれるまちの実現を強調。福元氏は安心して医療を受けられる体制の構築を主張した。

 市議選には、現職7人、新人14人の計21人が立候補した。(西竹唯太朗)

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