白鶴酒造の小規模醸造所の横にスパイスキューブ社の植物栽培装置(左)を設置し、記念撮影に応じる両社の関係者ら=神戸市東灘区住吉南町4、白鶴酒造資料館館
白鶴酒造の小規模醸造所の横にスパイスキューブ社の植物栽培装置(左)を設置し、記念撮影に応じる両社の関係者ら=神戸市東灘区住吉南町4、白鶴酒造資料館館

 清酒大手の白鶴酒造(神戸市東灘区)は、アルコールを生成する過程で発生する二酸化炭素(CO2)をハーブ類の栽培に使い、ハーブ類を酒の原料にする実証プロジェクトを4月から始めた。屋内で農業ができる装置を手がける大阪のスタートアップ(新興企業)とタッグを組み、白鶴酒造資料館内の小規模醸造所で循環型の酒造りに挑む。(大盛周平)