パナソニックホームズの地震被災リスク推定システムの画面。2023年版(左)は観測点(丸印)の被災リスクを基に判定していたが、25年版(右)では全域に被災リスクが色分け表示される(同社提供)
パナソニックホームズの地震被災リスク推定システムの画面。2023年版(左)は観測点(丸印)の被災リスクを基に判定していたが、25年版(右)では全域に被災リスクが色分け表示される(同社提供)

 パナソニックホームズ(大阪府豊中市)は、大規模地震が発生したときの自社物件の被災リスクを推定する同社のシステムを改良し、9月1日から試験運用を始めると発表した。被災リスクの度合いを「点」ではなく「面」で色分けして表示できるようになり、被災リスクが大きいと判定された地域の物件に社員を優先的に派遣し、復旧を支援する。