「アバター接客」の実演の様子。客とアバターは音声でやりとりし、内容は画面上の文字で多言語に翻訳する=大阪市北区、阪急百貨店梅田本店
「アバター接客」の実演の様子。客とアバターは音声でやりとりし、内容は画面上の文字で多言語に翻訳する=大阪市北区、阪急百貨店梅田本店

 エイチ・ツー・オー(H2O)リテイリングとパソナグループは10日、阪急百貨店梅田本店(大阪市)で、モニター画面上のアバター(分身)が、多言語で館内の情報などを案内する実証実験を始めた。パソナの淡路アバターセンター(淡路市)のスタッフが遠隔でアバターを操作し、客と会話する。外国語で話しかけると、人工知能(AI)が言語を判別・翻訳してスタッフに伝え、応答の音声を当該言語の字幕で表示する。約100言語に対応し、訪日客への接客の向上を目指す。