経営統合するTOYOイノベックスの田畑禎章社長(右)と日精樹脂工業の依田穂積社長(TOYOイノベックス提供)
経営統合するTOYOイノベックスの田畑禎章社長(右)と日精樹脂工業の依田穂積社長(TOYOイノベックス提供)

 プラスチック製品をつくる射出成形機などを製造するTOYOイノベックス(明石市)は14日、同業の日精樹脂工業(長野県)と2026年4月1日付で経営統合すると発表した。共同持ち株会社を設立し、両社が傘下に入る。射出成形機の需要が低迷する中、国内の専業最大手のメーカー日精と統合することで、グローバル市場での生き残りを図る。(塩津あかね)