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 兵庫県は、国が選定を進めるGX(グリーントランスフォーメーション、脱炭素への転換)戦略地域のうち、「コンビナート等再生型」の1次審査を通過し、有望地域に選ばれたと発表した。同型の有望地域は他に千葉県、川崎市、香川県、岡山県、山口県。最終審査を経て夏ごろに正式に選定される予定。

 国は脱炭素による経済成長に適した産業が集積する地域を戦略地域として選定し、国際競争力を高める考え。規制・制度改革や財政支援などを一体的に講じて後押しするとしている。

 兵庫県は、播磨臨海地域と神戸地域との連携を中心に、「経済安全保障」「エネルギー安全保障」「イノベーション」を柱とする新たな産業集積を構築する計画を申請していた。

 両地域にある優れた素地として、素材化学や鉄鋼、重工、機械関連など経済安全保障を支える産業▽スーパーコンピューター「富岳」や大型放射光施設などの研究開発機関▽スタートアップ(新興企業)支援の枠組み-をアピール。「国の支援を受けながら計画の具体化を進め、戦略地域として正式に選定されるよう積極的に取り組む」(地域経済課)としている。(西井由比子)