クジラのひげ板を加工したアクセサリーを出品した稲田浩さん=川西市小花
クジラのひげ板を加工したアクセサリーを出品した稲田浩さん=川西市小花

 クジラの上あごに生える板状の「ひげ板」でアクセサリーを手がける装身具作家、稲田浩さん(76)の作品展が5日、川西市小花1の画廊シャノワールで始まった。色の異なる板を組み合わせて加工した奥深い色彩が特徴で、指輪やネックレスなど約250点を展示。稲田さんは「黒や茶、グリーンにも輝く色調の優しさを感じ取ってもらえたら」と話す。10日まで。(地道優樹)

■わびさびを感じさせるような美しさ