「ナクバ川柳」の墨書パフォーマンスをする木割大雄さん=尼崎市長洲中通1、尼崎市立小田南生涯学習プラザ
「ナクバ川柳」の墨書パフォーマンスをする木割大雄さん=尼崎市長洲中通1、尼崎市立小田南生涯学習プラザ

 記者2人が殺傷された朝日新聞阪神支局(西宮市)襲撃事件から37年となった3日、事件翌年から尼崎市で市民らが続けてきた集会「青空表現市」が幕を下ろした。最後はパレスチナ問題をテーマにした演劇の舞台映像を鑑賞するなどして、表現の自由や人権の大切さについて考え、凶弾に倒れた小尻知博記者=当時(29)=に思いをはせた。(浮田志保)