中播磨県民センターと西播磨県民局は、2025年度当初予算案を発表した。大阪・関西万博や瀬戸内国際芸術祭(瀬戸芸)の開幕でインバウンド(訪日客)らの流入が期待される中、中播磨は管内の地元グルメや史跡を掲載した英語マップの作成など「姫路城+1(プラスワン)」の観光をPR。西播磨も山城情報サイトの英訳やガイドの育成などに取り組み、観光客の受け入れ体制を強化する。
中播磨県民センターは、19年度に設けた日本遺産「銀の馬車道・鉱石の道」をたどるサイクリングルートを活用し、姫路城に加えて管内の名勝や飲食店に立ち寄ってもらえるよう、情報発信に力を入れる。