大正時代の高砂染(中央)を元に制作された復刻版(左)と、現代風にアレンジされたワンピース(右)=旧網干銀行本店
大正時代の高砂染(中央)を元に制作された復刻版(左)と、現代風にアレンジされたワンピース(右)=旧網干銀行本店

 姫路藩の特産品「高砂染」を手がけていた染物屋の子孫、自営業の尾崎高弘さん(59)=加古川市=が高砂染のワンピースを完成させた。旧尾崎邸(高砂市)に残されていた大正時代のワンピースの復刻版に加え、現代風にアレンジしたものも制作。8月8日から好古園(姫路市本町)で開かれる「高砂染展」で展示される。(成 将希)