全国、近畿大会に挑む小野市の小中学生ら=小野市役所
全国、近畿大会に挑む小野市の小中学生ら=小野市役所

 小野市はスポーツで全国、近畿大会に出場する小中学生への激励会を開いた。蓬萊務市長はパリ五輪の陸上女子2種目に出場する田中希実選手らの活躍に触れ「皆さんも大いなる夢を持ち、目標に向かって頑張って」と呼びかけた。選手は「先輩の成績を超える」「感謝を忘れずプレーする」などと決意を語った。

 小野市役所で1日にあり、柔道、陸上、剣道、硬式野球、空手で大会の出場権を得た4校の10人が出席した。県中学総体柔道団体では女子の小野が優勝。個人も男女4人が頂点に立った。小野東小2年の帆先丈瑠(たける)さんは空手の県大会小2男子形の部で2位となった。

 小野中柔道部の前田康介主将(3年)は「『いよいよ近づいてきたな』という感じ。去年の先輩方の成績を超えられるように一戦一戦戦う」と抱負を述べた。

 下東条小の井上太陽さん(6年)は第72回兵庫リレーカーニバル小学男子100メートル決勝を13秒05で制した。国立競技場(東京)で9月22日にある第40回全国小学生陸上競技交流大会に出場する。後半の追い上げが持ち味で「自己記録を更新して表彰台に上がりたい。練習している先生や友達の期待に応えられるように頑張る」と誓った。(坂本 勝)

 出場選手は次の通り。(敬称略、数字は学年)