「龍虎の鏡」と銘打った古代鏡の秋季企画展が、加西市豊倉町飯森の県立考古博物館加西分館・古代鏡展示館で開かれている。同館の所蔵品から、想像上の生物・竜と実在する虎の図像を組み合わせた作品を中心に30点を出品。時代とともに紋様の意匠が変化する様子が見てとれる、興味深い展示となっている。(金井恒幸)
同館は故千石唯司さんによる中国美術工芸品のコレクションを基に2017年、県立フラワーセンター内にオープンした。コレクションの中核は300面を超える古代中国鏡で、約3700年前~約1000年前の時代を網羅し、世界的にも貴重という。

























