小野市選挙管理委員会は20日、同市役所での衆院選の期日前投票で、小選挙区の投票用紙を交付した6人に誤って「政党名を記入してください」と説明するミスがあったと発表した。うち2人が間違って政党名を記入して投票。同市選管は2人に無効票となることを説明し、謝罪したという。
同市選管によると、投票を終えた6人が受付に申し出て発覚。残り4人は候補者名を記入して投票した。6人とも比例代表の用紙で誤記入はなかった。
誤って投票した2人が再度投票したいと申し出たが、市選管は二重投票になるとして断ったという。市選管は「同様の事態が発生しないように、マニュアルや業務前のミーティングなどで、業務内容の再確認を徹底指導する」とコメントした。