路上で寝ている人から財布を盗んだとして、兵庫県警尼崎北署は5日までに、窃盗の疑いで、いずれも尼崎市の無職の男(23)と女(26)を逮捕、送検した。
逮捕、送検容疑は7月30日午前0時50分ごろから同1時ごろまでの間、同市南塚口町2の阪急電鉄塚口駅前で、歩道で寝ていた会社員男性(52)のリュックサックから現金1万4千円などが入った財布を盗んだ疑い。ともに容疑を認めているという。
同署によると、盗まれた男性のポイントカードをコンビニ店で使用していたことから2人が浮上。2人は交際関係にあり、男は「前日に財布を盗まれてお金がなく、寝ていた人を見つけた時にお金を盗もうと彼女と話した」などと話しているという。