大麻の植物片などを所持したとして、麻薬取締法違反(所持)の罪に問われた兵庫県警の元警察官の男(24)の判決公判が11日、神戸地裁であった。桂川瞳裁判官は拘禁刑1年、執行猶予3年(求刑拘禁刑1年)を言い渡した。
判決によると、10月1日、神戸市北区の当時の自宅で、大麻の植物片約0・471グラムなどを所持した。
桂川裁判官は、事件までの約1年9カ月、元同僚の警察官から繰り返し大麻を購入していたとし、「大麻の若年層へのまん延が問題になる中、現職警察官が犯罪に及んだ社会的影響は軽視できない」と指摘した。
県警は11月28日付で男を懲戒免職にした。
























