銭湯や炭酸飲料、野球カステラなどプライベートで神戸の産業や文化を深掘りしてきた神戸市職員の志方功一さん=海外移住と文化の交流センター
銭湯や炭酸飲料、野球カステラなどプライベートで神戸の産業や文化を深掘りしてきた神戸市職員の志方功一さん=海外移住と文化の交流センター

 志方功一。この名前にピンときたら、かなりの神戸通かもしれない。神戸市勤務のかたわら、名物「野球カステラ」や炭酸飲料、銭湯などを応援する地域活動を立ち上げ、新聞にもたびたび登場する名物職員だ。これまでの活動を紹介する初の個展「ニッチな日常展24」を開いていると聞き、会場の海外移住と文化の交流センター(中央区山本通3)を訪ねた。(段 貴則)

 志方さんは神戸生まれ、育ちの46歳。野球カステラや兵庫とゆかりが深い炭酸飲料、懐かしいモルタル製の彫刻遊具について愛好会を立ち上げるなど、独自の視点で応援を続けてきた。