「三木市内での練習で強くなれた」と話すモンゴルマラソン代表のセルオド・バトオチル選手=三木市役所
「三木市内での練習で強くなれた」と話すモンゴルマラソン代表のセルオド・バトオチル選手=三木市役所

 7月26日に開幕するパリオリンピック男子マラソン競技に、三木市在住のモンゴル代表、セルオド・バトオチル選手(42)=新日本住設=が出場する。昨年から県立三木総合防災公園(三木市志染町三津田)を練習拠点とし、マラソン競技では世界初となる6大会連続出場を決めた。開会式では同国選手団の旗手も務めるマラソン界の鉄人は、20年にわたる五輪選手としての集大成をフランスの地で披露する。(大山伸一郎)

 セルオド選手は2003年から世界陸上に11大会、五輪は04年アテネ以来途絶えることなく、モンゴル代表選手として出場を続けている。