県内病院最多の腎臓専門医が在籍する神戸大学医学部付属病院=神戸市中央区楠町7

県内病院最多の腎臓専門医が在籍する神戸大学医学部付属病院=神戸市中央区楠町7

 腎臓は血液中の老廃物や塩分を「ろ過」し、尿として身体の外に排出する他、健康維持に関わる各種ホルモンを産生するなど、さまざまな機能を持つ。腎臓専門医は急性、慢性の腎臓病や小児腎疾患の診断、治療を担う。

 日本腎臓学会が認定する腎臓専門医は全国6385人。兵庫県内の医療機関では233人が公表されている。58病院の内科や腎臓内科、人工透析科に112・9人(常勤換算)が勤務する。

=末尾に腎臓専門医在籍全58病院のランキング

 県内最多は神戸大付属の11・6人(同)で、腎臓内科は初期症状から高血圧、糖尿病、膠原病など全身の病気による腎障害まで、腎臓に関するほとんどの病気をカバーする。