糖尿病は膵臓(すいぞう)から分泌されるホルモン「インスリン」がうまく働かず、血糖が高くなる病気で、網膜症、腎症、神経障害をはじめ、脳、心臓、足などにも合併症を引き起こす。糖尿病専門医は血糖をコントロールしながら合併症の発症・進展を防ぐ。
日本糖尿病学会は全国6937人(兵庫県内362人)の糖尿病専門医を公表している。県内99病院に173・9人(常勤換算)が勤務する。
=末尾に糖尿病専門医在籍全99病院のランキング
最多の16・2人(同)が在籍する神戸大付属では、インスリンを持続的に注入するインスリンポンプの導入数・継続診療患者数が国内トップレベルを誇る。また、1型糖尿病患者に対する膵臓移植も手がける。