透析専門医の常勤換算在籍数で3位になった神戸市立医療センター西市民病院=神戸市長田区一番町2

透析専門医の常勤換算在籍数で3位になった神戸市立医療センター西市民病院=神戸市長田区一番町2

 腎臓の働きが何らかの原因で悪化して末期状態になったとき、その働きを代替する治療が人工透析だ。透析専門医は患者の合併症や偶発症に迅速に対応し、感染対策や災害時の治療確保なども担う。

 日本透析医学会は全国6592人(兵庫県内256人)の透析専門医の名簿を公表している。県内では64病院の腎臓内科や透析科などに111・8人(常勤換算)が在勤している。

=末尾に透析専門医在籍全64病院のランキング

 県内最多は兵庫医大の9人(同)で、血液透析用シャントの造設や、腹膜透析のためのカテーテル挿入など導入指導の他、腎移植周術期の透析管理や血液浄化療法にも取り組む。