僧侶でジャーナリストの鵜飼秀徳さん(本人提供)

僧侶でジャーナリストの鵜飼秀徳さん(本人提供)

 家族関係や供養の意識が変化してきたのに伴い、急速に広まっている「墓じまい」。僧侶でジャーナリストの鵜飼秀徳さん(50)は、墓じまいをする人から高額な離檀料を取る寺を「霊感商法まがい」と厳しく批判する一方、継承者がいても墓じまいするという近年の風潮には否定的です。その思いとは。(聞き手・山岸洋介)

 ■若者「お墓は大切」

 -「子どもや孫に負担をかけたくない」と墓じまいを決める人もいます。