農薬や化学肥料などを使わないオーガニック食材の活用を目指し、三田市の保護者らが講演会やワークショップなどに取り組んでいる。9月には、全国のオーガニック給食の現場を取り上げた「夢みる給食」の上映会が市内であった。(尾仲由莉)
三田では有機食材の栽培量が少なく、消費もあまりされていない現状を知った会社員の竹下太さん(56)=すずかけ台4=が今年1月、プロジェクト「サンダオーガニックビレッジミーティング」を立ち上げた。上映会はボランティアスタッフの1人、長崎麗子さん(41)が企画。食事や日用品をオーガニック製品に変え、娘のアトピー性皮膚炎の症状が落ち着いた経験から、「オーガニックの良さをもっと多くの人に知ってほしい」と考えたという。
























