衆院選期間中、立候補者の決起集会で気勢を上げる支持者たち=姫路市内
衆院選期間中、立候補者の決起集会で気勢を上げる支持者たち=姫路市内

 自民、公明両党で過半数割れした10月27日の衆院選。比例代表の得票数を分析すると、自民は兵庫11区(旧姫路市)と同12区(西播磨など)の全体で3年前の前回選から15・2%減らしたが、全国と比べると減少は小幅にとどまった。日本維新の会は11、12区のいずれも得票数が前回比約4割減と失速。国民民主党は全国傾向と同様に躍進した。公明党、共産党はここ20年間で票を大きく減らし、組織の弱体化が浮き彫りとなった。(田中宏樹)