赤穂市内の飲食店を取材して、バリアフリーマップを作成した関西福祉大学の学生=赤穂市新田
赤穂市内の飲食店を取材して、バリアフリーマップを作成した関西福祉大学の学生=赤穂市新田

 車いす利用者の目線で赤穂市内の飲食店を紹介する「バリアフリーマップ」を、関西福祉大学の社会福祉学部1年生15人が制作した。当事者と店を訪れ、トイレや机、入り口の段差など設備の使いやすさや注意点を確認。学生は「事前に情報を得ることで、安心して観光してほしい」と思いを込める。(小谷千穂)

■利用しやすいポイントや注意点を細かく紹介

 「共生社会実践論」の授業の一環で、障害者福祉やボランティアが専門の萬代由希子教授が担当する。同学部の学生は、障害者施設や高齢者施設で活躍できる社会福祉士の資格取得を目指している。