カキやユズ、カンピョウ、シイタケ…。相生の特産を使った手作り弁当を販売する料理研究家が、おいしさをより一層伝えようと、地域の食材が持つ魅力や生産者が込めた思いに目を向けてもらう取り組みを始めた。名付けて「ツナゲル弁当プロジェクト」。第1弾として相生市立那波中学校の生徒たちが弁当の帯をデザインし、料理について思いを巡らせた。(豊田 修)
■弁当の帯デザイン、那波中に依頼 制作通し生産者の思いなど学ぶ
プロジェクトを始めたのは、商品開発や料理教室などを手がけるラボ「ボン マーク」(相生市相生3)を2015年から主宰する喜多マリコさん(41)。