初めて1月に開催される「第29回神戸ルミナリエ」について、神戸新聞社は無料通信アプリ「LINE(ライン)」を使ってアンケートを実施した。今回から導入された観覧の一部有料化は「賛成」が6割。ルミナリエの継続を望む声は7割を超えた。
新型コロナウイルス禍を経て2019年以来の本格開催となる今回は、神戸市中央区のメリケンパークに初めて有料エリアを設置する。全長70メートルの光の回廊「ガレリア」などを配置し、1時間ごとの入場者を約5千人に絞って密集を回避する。料金は前売り500円、当日千円(小学生以下は無料)など。
アンケートで一部有料化への賛否を尋ねると、「賛成」は60%、「反対」が23%だった。賛成理由を選んでもらったところ、「持続的な開催のため」が最多の74%。「混雑が緩和するため」(19%)が続いた。一方、反対の理由では「鎮魂の行事で有料化はふさわしくない」が52%。「これまで通りすべて無料で見たい」が24%だった。