「クラス全員、仲良しです」－。張りのある元気な声で受け答えをするのは、全盲で高砂市立米田西小学校に通う３年生の垣内結都（かきうちゆいと）君（９）だ。全盲の児童が地域の学校に通う例はほぼなく、現在も兵庫県内では結都君のみ。「受け入れは手探りだった」という学校に見守られ、今ではすっかり友だちの輪に溶け込む。勉強は？ 階段は？ コミュニケーションは？ どんな毎日を送っているのか知りたくて、学校を訪ねた。（鈴木久仁子）
全盲の児童、地域で「共に学ぶ」 高砂・米田西小、県内唯一 級友と点字で手紙交換、大縄跳びも
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