「画家なら、今やらなければ」。阪神・淡路大震災で焼けた商店街を見て描いた「黒いアーケード」は日本最大級の総合美術展「日展」の特選を受けたが、「神戸の負の部分を食い物にしたようで後ろめたかった」。その後、鎮魂の思いを込め、仏像や神戸ルミナリエを題材に復興への道のりを描き、生と死を見つめてきた。
「画家なら、今やらなければ」。阪神・淡路大震災で焼けた商店街を見て描いた「黒いアーケード」は日本最大級の総合美術展「日展」の特選を受けたが、「神戸の負の部分を食い物にしたようで後ろめたかった」。その後、鎮魂の思いを込め、仏像や神戸ルミナリエを題材に復興への道のりを描き、生と死を見つめてきた。