防災宣言を披露した兵庫県内外の高校生ら=アクリエひめじ(撮影・辰巳直之)
防災宣言を披露した兵庫県内外の高校生ら=アクリエひめじ(撮影・辰巳直之)

 防災や減災を議論する国際会議「防災グローバルフォーラム」が17日、姫路市内で開幕した。アクリエひめじ(同市神屋町)で開会式があり、約130カ国から行政関係者や研究者らが参加。能登半島地震の発生から5カ月をたどる映像が放映されたほか、阪神・淡路大震災など被災地の高校生らが未来への提言をまとめた宣言書を発表した。

 同フォーラムは世界銀行が2010年から隔年で開催し、アジアでは初開催。「伝統」「革新」「強靱性(レリジエンス)」をテーマに、阪神・淡路からの創造的復興や災害リスクの管理、気候変動と人工知能(AI)など、計75の会議が予定されている。