快速急行が1番線から2番線に変更されたことを案内する張り紙=西宮市の阪神電鉄甲子園駅
快速急行が1番線から2番線に変更されたことを案内する張り紙=西宮市の阪神電鉄甲子園駅

 「朝のラッシュ時、甲子園駅の上りホームで、区間急行の到着を待つ利用客があふれている」「快速急行の発着番線の変更が原因とみられるが、目的が分からない」。こんな声が神戸新聞の双方向型報道「スクープラボ」に寄せられた。どうやら大阪方面行きのホームが大混雑しているそうだがどんな状況なのか? 番線を変更した理由は? 阪神電鉄を取材した。(西尾和高)

 平日の午前7時半。駅に降り立つと、大阪梅田行きのホームが人であふれかえっていた。投稿者によると、以前はこんなことはなかったという。

 同社によると、以前の運行形態は、①2番線に区間急行入線②1番線に快速急行入線・発車③1番線を直通特急通過④2番線から区間急行発車-の順だった。