開幕を前に本番形式で行われたリハーサル=神戸市北区上津台8(撮影・三津山朋彦)
開幕を前に本番形式で行われたリハーサル=神戸市北区上津台8(撮影・三津山朋彦)

 超人的な美技で観客を魅了する「ポップサーカス神戸公演」(神戸新聞社など主催)が14日、開幕する。前日の13日は、会場となる神戸市北区のイオンモール神戸北の特設テントでリハーサルを行った。関係者らが見守る中、出演するパフォーマーらが本番を意識して迫力満点の曲芸を実演。入念に演技のチェックを行った。

 神戸公演は11年ぶり。会場にピンクと黄色が鮮やかなテントが設営され、11月4日まで開かれる。世界各地で技を磨いてきたエチオピア、メキシコ、キューバ、中国、日本と多国籍のパフォーマーが出演する。

 リハーサルでは空中ブランコをはじめ、エチオピア人のグループが自慢の腕力を生かして「人間の塔」を組み立てる「アフリカン・ハンド・ボルテージ(熱狂のアフリカ)」を実演。安全を確認しながら、音楽、照明との組み合わせを細部までチェックしていた。

 同サーカス・プロジェクトリーダーの下垣純さんは「準備は万全。前回の神戸公演から格段にパワーアップしたショーをお見せしたい」と話していた。

 事務局TEL078・595・9780(津谷治英)

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「ポップサーカス神戸公演」(神戸新聞社など主催)は9月14日~11月4日、神戸市北区のイオンモール神戸北特設大テントで開催。毎週木曜、9月18日、10月16日は休演。前売り入場券は大人3000円▽3歳~高校生は2000円(当日券は各500円増し)。S席、A席などは別途座席指定券が必要。問い合わせは神戸公演事務局TEL078・595・9780