迫力あるパフォーマンスで華々しく開幕したポップサーカス神戸公演=14日午後、神戸市北区上津台8(撮影・風斗雅博)
迫力あるパフォーマンスで華々しく開幕したポップサーカス神戸公演=14日午後、神戸市北区上津台8(撮影・風斗雅博)

 超人的な演技が繰り出される「ポップサーカス神戸公演」(神戸新聞社など主催)が14日、神戸市北区、イオンモール神戸北の特設会場で開幕した。初日の2回公演はいずれもほぼ満席となり、計約2千人が変幻自在な美技に魅了された。

 同サーカスは1996年に結成し、全国で公演を実施している。神戸公演は11年ぶりで、日本を含む世界12カ国のパフォーマー約40人が出演する。

 ステージ上では、回転装置の両端にある巨大リングの上で男性が縄跳びをしたり、天井からのびるリボンをつかんで男女が空中を舞ったり、次々と完成度の高い演技が披露された。クライマックスの空中ブランコでは鮮やかに技が決まるたび、大きな拍手が響いた。

 西宮市の小学5年、男児(11)は「空中ブランコが特に面白かった」と笑顔だった。

 神戸公演は11月4日まで(毎週木曜と9月18日、10月16日は休演)。料金は席によって異なり、大人3千~4200円、子ども(3歳から高校生)は2千~3200円(当日券は各500円増)。ポップサーカス神戸公演事務局TEL078・595・9780(長沢伸一)