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 兵庫県明石市選挙管理委員会は10日、9日の県知事選の期日前投票で、投票者数よりも投票用紙を誤って1枚多く交付したと発表した。

 市選管によると、9日午後、明石市役所本庁舎の期日前投票所を閉鎖した後に、投票者数と投票用紙の残数を確認したところ、交付枚数が1枚多かったことが分かった。同日から県議補選明石市選挙区の期日前投票も始まっており、既に知事選の投票を済ませた有権者に誤って交付した可能性が高いという。

 市選管は今後、県議補選に限って投票する有権者に対しては投票用紙の交付場所まで担当者が直接案内するなど再発防止策を徹底するといい、「市民の信頼を損なう事案を起こし深くおわびする。適正な投票事務の執行に努める」としている。