17日に投開票された兵庫県知事選では、動画投稿サイト「ユーチューブ」も威力を発揮した。解析サイトで分析すると、選挙期間中、特に再生回数が多かったのが、再選した斎藤元彦氏(47)の支援目的で立候補した政治団体代表の立花孝志氏(57)。発信された動画は約1700万回も見られ、斎藤氏の約20倍に上った。
斎藤氏は10月に立ち上げた公式チャンネル「届け、さいとう元彦の声」で発信を続けた。訴えたい政策をまとめた「ショート動画」や街頭演説のライブ配信など計24本を配信。告示日前日の10月30日に約9千人だった登録者数は、最終日に約3万1千人となり、期間中の再生回数は計約80万回に上った。