淡路労働基準監督署は19日、従業員1人に違法な時間外労働(残業)や休日労働をさせたとして、労働基準法違反容疑で、旅館業を営む兵庫県南あわじ市松帆古津路の「あわじ浜離宮」と、同社のいずれも男性の社長(53)、統括支配人(62)、支配人(45)の3人を書類送検した。
書類送検の容疑は2024年7月16日~8月15日、従業員1人に労使協定(三六協定)で定めた延長時間を超えて、1カ月で105時間18分の時間外労働と休日労働をさせた疑い。
従業員が働いていたのは調理部門で、定められた月の延長時間は原則45時間、特別条項付きで99時間だったという。
同労基署は3人の認否を明らかにしていない。
同労基署によると、労働時間を悪質だと判断し、書類送検したという。
























