凶弾に倒れた小尻知博記者の遺影に手を合わせる市民=3日午前、西宮市与古道町、朝日新聞阪神支局
凶弾に倒れた小尻知博記者の遺影に手を合わせる市民=3日午前、西宮市与古道町、朝日新聞阪神支局

 朝日新聞阪神支局(西宮市)の記者2人が散弾銃で殺傷された事件から38年となった3日、亡くなった小尻知博記者=当時(29)=の遺影を掲げた祭壇が同支局に設けられた。生前の知人や市民ら約300人が訪れ、言論の自由の大切さなどに考えを深めた。