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 兵庫県内の認可保育所や認定こども園に入所できない「待機児童」の数(速報値)が、4月1日時点で199人(前年同期比57人減)となり、統計の残る2001年度以降で最少だったことが県のまとめで分かった。少子化に加え、保育施設の整備が進んだことで定員が増え、需給バランスが改善傾向にあるという。一方、特定の保育所希望や、認可外保育所を利用中などで待機児童に数えられない「隠れ待機児童」は4177人で、前年度より408人減った。(久保田麻依子)