兵庫県内の今年上半期(1~6月)の特殊詐欺被害が962件に上り、過去最悪だった昨年の同期(599件)よりも約1・6倍に増えたことが県警のまとめで分かった。増加分の大半が警察官をかたり捜査名目でだます「ニセ警察詐欺」で、20~40代を中心に被害が広がっていた。被害者は高齢者が多いとされたのも今は昔。県警は若者や中年層に向けた対策を急ぐ。
兵庫県内の今年上半期(1~6月)の特殊詐欺被害が962件に上り、過去最悪だった昨年の同期(599件)よりも約1・6倍に増えたことが県警のまとめで分かった。増加分の大半が警察官をかたり捜査名目でだます「ニセ警察詐欺」で、20~40代を中心に被害が広がっていた。被害者は高齢者が多いとされたのも今は昔。県警は若者や中年層に向けた対策を急ぐ。