港の夜空を鮮やかに彩る花火=20日夜、神戸市中央区港島1から(撮影・吉田敦史)
港の夜空を鮮やかに彩る花火=20日夜、神戸市中央区港島1から(撮影・吉田敦史)

 神戸港の秋夜を花火が彩るイベント「みなとHANABI」が20日、神戸市中央区のメリケンパークで始まった。24日までの5日間、毎日午後6時半から15分間実施する。

 神戸市などでつくる実行委員会が主催。新型コロナウイルス禍で2019年を最後に中止した「みなとこうべ海上花火大会」に代わり、22年秋から分散型のイベントとして開いている。

 初日は約1500発の花火が打ち上がり、観客を魅了。最初の約5分間は花火のみ、残りの10分間は宇多田ヒカルさんの「ファースト・ラブ」など2曲に合わせて夜空を彩った。家族で初めて来たという西宮市立鳴尾小学校4年の児童(10)は「金色の花火がキラキラしていてきれいだった」と笑顔だった。

 期間中は午後6時から7時半まで、周辺で交通規制が実施される。(尾仲由莉)