任期満了に伴う兵庫県佐用町長選は26日投開票され、無所属新人の元同町副町長江見秀樹氏(55)が、いずれも無所属新人の元同町議大村隼氏(42)と、NPO法人代表の新庄文明氏(77)を破り、初当選した。投票率は66・89%だった。
現佐用町で5期20年町長を務めた庵逧典章氏が引退を表明。前回、前々回は無投票だったため12年ぶりの選挙戦となった。
江見氏は旧佐用町役場に入庁以来30年以上、町政に携わってきた経験をアピール。学校給食費や保育料の完全無償化などを掲げ、幅広い世代から支持を集めた。大村氏はデジタル技術の活用を、新庄氏は保健、文化施設の拡充を訴えたが、及ばなかった。(成 将希)

























