神戸市灘区の県道灘三田線で自動車事故が相次いでいる問題で、今年9月までの約7年間で、兵庫県警が「フェード現象」とみている9件の事故は、全て貨物車で、うち8件が六甲山麓の急坂で起きていたことが県警への取材で分かった。六甲山中でブレーキが過熱し、交通量の増える山麓で事故につながっているとみられる。また2019~24年に灘区内の同路線で起きた死傷事故は138件あり、8割が山麓に集中していた。(門田晋一)

■「ブレーキが利かない」
フェード現象は、フットブレーキの多用で急にブレーキが利かなくなる状態を指す。国土交通省によると、重量のあるトラックほど下り坂では通常より速度が増し、減速時に通常より大きいブレーキ力が必要となるため、危険性が大きい。























