京都、大阪に抜かれ、10位でフィニッシュする兵庫のアンカー片川祐大(撮影・大田将之)
京都、大阪に抜かれ、10位でフィニッシュする兵庫のアンカー片川祐大(撮影・大田将之)

 「申し訳ない」。兵庫の主将でアンカーの片川は悔やんだ。入賞圏内の8位でたすきを受けたが、残り1キロ。後を追う京都や大阪の声援が大きくなる中で「対応できなかった」。照準としていた37分台で駆けるも、10位でフィニッシュした。

 今年のチーム最年長。後輩の力走は待機中に終始見ていた。「(入賞圏を)守りたかった。前は見えていたので、とにかく追いかけた」と初の都道府県で執念は見せた。